こんにちは。

本日はIリーグ、九国大戦を行いました。

今回の試合では、前回と大きく変更を加え

GK.岩佐

DF.辻、坂元、伊賀、江藤

MF.松永、草野、倉光、長田

FW.末長、中村(翔)

のメンバーでスタートをきりました。

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試合は、序盤からFWのモビリティをうまく活かした裏への抜け出しを多用し、相手DFの嫌がるプレーを繰り返しました。

その甲斐あってか、「立ち上がりの時間を大事にする」という本日のコンセプトをうまく実行することに成功し、開始5分で右サイドの裏スペースに流れ込んだ末長がゴール前の中村(翔)へパス。

これを持ち前の冷静さでうまくゴールへと流し込み先制点を奪います。

その後もDF陣のパスワークによる揺さぶりや、一瞬の隙をついたFWの裏への抜け出しに倉光の決定的なパスを合わせる等、効果的な攻めを見せることに成功していましたが、「あとワンテンポ違ったタイミングであれば」といった所でオフサイドとなってしまうシーンが多く見られました。

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そういった微妙なズレから、カウンターに持ち込まれてしまうケースや、右サイドのコミュニケーション不足から相手の左サイドアタックを誘発してしまう等、改善すべき点も必然性を持って現れていました。

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何度か危険なシーンも見られましたが、DFの粘り強い守備や、ボランチ松永のカバーリング等もあり、なんとか防ぎきり、前半を1−0とリードした状態で終えることに成功します。

右サイドでのポジショニングや、ボランチとトップ下の関わり合い等を修正して臨んだ後半でしたが、最初にペースを掴んだのは九国大の方でした。

最短でゴールを目指す素早い攻めで何度も東海ゴールに迫りますが、全体の組織化した守備でシュートを許さず、全体で相手の能力を消すことに成功していました。

 

そんな中、前線を活性化すべく57分で交替を行います。
OUT末長  IN磯川

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この交替が功を奏し、前線からの厳しいチェックで相手のペースをじわじわと東海ペースに変え始めます。

さらに10分後に再び交替カードを切ります。

OUT中村(翔) IN荒木
OUT草野    IN吉田

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交替直後に放った荒木のシュートで完全に流れが変わります。

吉田のスピードを活かした素早い裏への抜け出しや、荒木のボールを収める技術で、より相手ゴールに近い位置でプレーする機会が増え、チャンスメイクに貢献します。

より前へ前へと向かう攻撃をし続け、何度も相手ゴールを脅かすも、中々決定機をものに出来ない状況が続きますが、相手DFの足には着実に疲労を与えていくことに成功します。

 

さらに追い打ちをかけるように交替を行います。

OUT倉光 IN住吉
OUT長田 IN酒匂

この交替により、全体のプレースピードも飛躍的にあがり、相手の疲れた足をかわしてはシュートを放ち、相手のメンタルにも疲労を与え始めます。

そして84分のことでした。

磯川が中央に構える荒木へとパス、これを荒木がペナルティエリア付近に走り込んだ住吉へと送りだし、得意なエリアで受けた住吉が相手DFを鮮やかに交わしてコースを狙ったシュートを放ちます。

ボールは相手GKの指先を抜けゴールの中へ。

待望の追加点を奪うことに成功します。

そして終わり際の88分にはクロスのこぼれ球をダイレクトボレーで磯川が押し込み得点。

試合を決定づけるゴールを奪います。

試合は3−0で終え、内容としても、まだまだ課題は残りますが、選手たちは非常に良い試合を見せてくれました。

また、3点目をあげたMF磯川選手は本日9月14日が誕生日。

自らでバースデーゴールを決め、19歳のスタートを幸先良くきることが出来ました。

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この表情はさておき、磯川選手、おめでとうございます。
これからも東海大学熊本サッカー部と共に成長していきましょう。

 

明日も公式戦県リーグが行われます。

気を引き締め直して明日の試合に取り組み、皆様に良い結果をご報告できるように精一杯頑張ります。

どうか皆様、応援をよろしくお願いします。

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ご閲覧ありがとうございました。